
日中はまだまだ暑いですが、朝晩は秋になりましたね

ナムのひろばも、虫の声があちらこちらから


鐘楼の石畳の隙間から秋明菊が花を咲かせました。
昨年の種がこぼれたのでしょうか?一本だけしとやかに咲いています。
この時期、夏にぼうぼうと伸びた草や暑さにくたびれた樹や花が秋風に吹かれて、美しいとは言えない庭に凛とした美しさです。奥の萩の花と二重奏を奏でてくれています

この秋明菊は、実は菊ではないんですって

秋に菊に似た明るい花を咲かせるので、秋に明るい菊 で「秋明菊」
キンポウゲ科アネモネのお仲間です。京都貴船に多く見られるので「貴船菊」とも呼ばれるそうです。
確かに、花びらも葉の形も全然違いますよね。
もっとびっくりしたのは、花びらは無いんですって

花びらのような美しいのは、萼片(がくへん)だそうです。
中国が原産で、日本には古い時代に観賞用として渡来し、野生化したようです。
ちなみに、英語名は、「Japanese anemone」
花言葉は、アネモネの悲しい話しを踏襲して「薄れゆく愛」…物憂い秋にピッタリですね

hanahana

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