2022,9,16干し草

台風14号が通り過ぎ、なんて涼しくなったのでしょう

ナムのひろばでもやっと草刈りを始めました。
酷暑の中では、熱射病と熱中症の危険があって大変です。

私がボチボチ一人で草刈りをしていましたら、ナムのひろばの裏手でシニアの男性が草を刈ってられました。正福寺の檀家さんかな~ と思いながらも邪魔をしてはいけないので コソッと知らぬ振りをしていましたら、11時半頃声をかけて下さいました。
 「今日は誰もこんな~

草刈は、一人でする孤独な作業ですが、何人かで集まってするとなぜか楽しい気分になりますよね

この方は、檀家さんのお友達なんだそうです 
「手伝ってくれへんか~」って言われたから、今日きたんや~
なんだそうです  本当に有難うございます
正福寺とナムのひろばの敷地は大変広いので、檀家さんとその知り合いの方々の協力なしには
成り立ちません 本当に感謝です

草を刈ったあと、しばらくは上の写真のように天日干しにします。
草もしんなりするし、根に付いた土もホロホロ落ちます。

特に、天気の良い日の干し草は、何とも言えない良い香りがしますよね
甘いような、香ばしいような、ぬくもりのある日なたの香りがします
北海道の牧草地帯では、大きな干し草のロールがいくつもいくつもコロコロ並んでいますよね。
その景色を観ただけで、気分が晴れて深呼吸したくなります

この香りはなんだろうと調べてみましたら…
芳香成分の一種「クマリン」が含まれているからだそうです
なんと 桜の葉にも含まれているんですって 桜餅の香りもクマリンなんですって
ほかにも、木樽熟成のワインからも検出されるそうです

でも、草だけでは香りはあまりわかりませんよね
お日様の光を浴びて、香ってくるんですよね
やっぱり お日様は 凄いですね 

                                      hanahana